小児矯正は、子どもの歯並びや噛み合わせの問題を早期に治療することで、将来的な歯並びの良さを確保するための矯正治療です。

乳歯から永久歯に生え変わる時期に行う第1期治療と、永久歯に生え変わってから行う第2期治療があります。

プレオルソは、子供の歯並びを整えるためのマウスピース型矯正装置です。

永久歯が完全に生え揃う前の3歳から10歳くらいまでのお子様に適しており、取り外しが簡単で子供への負担が少ないという特徴があります1。金属を使っていないため、金属アレルギーの心配もありません。また、口呼吸の改善にも役立ち、歯列が乱れる原因となる口呼吸を治す方法としても利用されます。

プレオルソの治療は、指定された時間に装着するだけで、就寝中と日中の最低1時間だけ装着すれば他の時間は外していて良いため、保育園や学校に通っている間は装着せずに過ごせます。治療期間は個人差がありますが、一般的には半年から1年程度です。

拡大床は、小児の床矯正で使用される装置で、顎を拡大することを目的としています。

装置の中央には「拡大ネジ」と呼ばれるネジがあり、このネジを回すことで歯の土台となる歯槽骨を側方に押し広げる構造になっています。

適用対象は主に乳歯列期や混合歯列期初期のお子様です。